施工事例
茨城県つくば市 N物流 大型物流倉庫の鳩対策施工事例
施工事例|物流倉庫

茨城県つくば市 N物流 大型物流倉庫の鳩対策施工事例

庇全面への防鳥ネット15mm施工・夜間5日間(22:00〜翌7:00)完工

建物タイプ:大型物流倉庫 施工日数:5日間(夜間) 作業員:延べ25名(5名×5日) 高所作業車:延べ10台

施工概要

施工先 N物流(茨城県つくば市)
建物タイプ 大型物流倉庫
対象鳥
被害内容 倉庫庇の鉄骨・梁への鳩の飛来・営巣による糞害
施工範囲 庇全面(天井面)
施工内容 庇天井面:防鳥ネット15mm施工
使用足場 高所作業車12m(延べ10台)※1日あたり2台×5日
作業時間帯 夜間施工(22:00〜翌7:00)※物流施設の稼働時間帯を避けた施工
作業日数 5日間
作業人数 延べ25名(5名×5日)
🌙 夜間施工・大規模体制について

本施工は、物流施設の搬入出・仕分け作業への影響をゼロに抑えるため、夜間(22:00〜翌7:00)のみに限定して実施しました。1日あたり高所作業車12m×2台・5名体制で庇の各エリアを分担施工し、5日間(延べ24名・高所作業車延べ10台)で庇全面の施工を完了しました。

ご依頼の背景

茨城県つくば市に所在するN物流の大型物流倉庫では、倉庫外周に設けられた大型の庇(軒)の鉄骨フレーム・梁が鳩の主要な営巣・止まり場となっており、長期にわたって糞害が深刻化していました。庇下の搬入出エリアへの糞落下が日常化し、トラックやフォークリフトへの糞汚染、作業員の皆様の作業環境への影響が課題となっていました。

物流施設は昼夜を問わず荷物の搬入出・仕分け作業が行われているため、施工による業務への影響を最小限に抑えることが最重要でした。弊社へのご相談の際、「業務を一切止めずに施工したい」というご意向を最優先にヒアリングし、夜間施工プランとともに高所作業車2台並行体制による庇全面の5日間完工プランをご提案。ご採用いただきました。

📋 ご依頼前の状況まとめ
  • 倉庫庇の鉄骨フレーム・梁に多数の鳩が定着・営巣し、庇全面で糞害が発生
  • 搬入出エリアへの糞落下が常態化し、トラック・フォークリフトへの糞汚染が継続
  • 作業員の皆様の通路・作業環境への糞落下・飛散が衛生面の懸念となっていた
  • 物流施設の特性上、昼間の施工による業務停止・影響は一切避けたかった
  • 庇の広い面積を短期間で一括施工できるプランを求めていた

被害状況

現地調査では、倉庫外周の庇全面にわたって鳩による被害が確認されました。庇の鉄骨フレームの上面・交差部・端部が主要な止まり場・営巣場所となっており、巣材・糞の堆積が広範囲にわたっていました。

被害1

庇鉄骨・梁への大規模な営巣・糞堆積

倉庫外周を囲む大型の庇の鉄骨フレーム・梁の上面全体に鳩が定着・営巣していました。庇の広い面積にわたって巣材・糞が蓄積しており、特にフレームの交差部・端部には複数羽が同時に定着できる環境が形成されていました。大型物流施設ゆえに庇の面積が非常に広く、被害の規模が大きかったことが本施工の難しさでもありました。

被害2

搬入出エリア・作業員通路への糞落下

庇の下は倉庫の搬入出口・バース(荷積みホーム)が配置されており、トラックが接車する最重要エリアでした。庇からの糞落下がトラックのボディ・荷台、フォークリフト、作業員の皆様の通路・装備に及んでおり、衛生管理・作業環境の両面で深刻な問題となっていました。物流施設としての品質管理・取引先への印象にも影響が出始めていました。

被害3

鳩の習慣化による被害の長期化・拡大

鳩は一度営巣した場所に繰り返し戻る習性があります。庇の広い面積全体に営巣が定着したことで、一部を封鎖しても別の箇所に移動するいたちごっこが生じていました。庇全面を一括封鎖する根本的な施工が、再発防止の唯一の解決策でした。

施工写真

🌙 夜間施工(22:00〜翌7:00)
🏗️ 高所作業車延べ10台・25名体制

高所作業車による庇天井面へのネット固定初期施工

夜間22:00からの施工開始直後の様子です。高所作業車のバスケットを庇天井面に接近させ、作業員が鉄骨フレームに直接手を伸ばして固定金具の打ち込みを行っています。倉庫周囲のENEOSガソリンスタンドの明かりが見えるほど暗い環境の中、作業灯を活用しながら安全に施工を進めました。庇の鉄骨フレームの各所に固定アンカーを打ち込んでいく作業は、精度と体力の両方が求められます。

夜間:高所作業車バスケットから庇天井の鉄骨フレームに固定金具を取り付ける作業員

▲ 夜間施工の初期段階。高所作業車で庇天井面に接近し、鉄骨フレームへの固定金具を取り付ける

高所作業車から庇天井照明周辺のネット固定作業:既設ネットの張設状況も確認

▲ 庇天井の照明周辺へのネット固定。照明器具を避けながらネットを密着させる精密な作業

施工状況の確認・次工程への段取り

高所作業車スカイマスターのバスケットに乗った作業員が、施工済みエリアの固定状態を確認しながら次の施工箇所への移動判断を行っています。庇の鉄骨フレームと屋根材の境界部分・フレームの端部など、ネットが弛みやすい箇所を目視確認しながら施工品質を維持します。夜間施工では照明による視認性の確保と、次のエリアへの素早い移動が作業効率のカギとなります。

高所作業車スカイマスターのバスケットで施工状況を確認する作業員:次工程への段取り

▲ 高所作業車(NISHIOスカイマスター)で庇天井部の施工状況を確認。安全管理を徹底しながら次エリアへ

庇天井の鉄骨フレームへのネット固定作業:フレーム際の細部まで丁寧に対応

▲ 庇天井の鉄骨フレーム際への細部施工。鳩が入り込める隙間を一箇所ずつ確実に封鎖

壁面際・開口部周辺のネット固定(梯子使用)

庇と倉庫壁面の接合部・開口部周辺など、高所作業車では接近しにくい細部の施工は梯子を使って対応しました。壁面に設置された固定ピン(赤色キャップ)にネットを連結することで、庇天井ネットと壁面の間に隙間が生まれないよう一体的に張設しています。この「継ぎ目の処理」が、施工後に鳩が入り込む再発を防ぐ上で非常に重要なポイントです。

梯子で壁面際のネット固定:赤色固定ピンでネットと壁面の接合部を処理する作業員

▲ 梯子を使った壁面・開口部周辺の細部施工。赤色固定ピンでネットと壁面を一体的に連結し、継ぎ目の隙間をゼロに

庇全面へのネット張設・大規模施工の進捗

高所作業車から見上げると、庇天井面の広い範囲に防鳥ネット15mmが張設されていく様子が確認できます。黒色のネットが庇全面にわたって張設されることで、鉄骨フレームへの鳩の侵入経路・止まり場が物理的に完全遮断されます。2台の高所作業車がエリアを分担しながら同時並行で施工を進めることで、夜間の限られた時間内(22:00〜翌7:00)でも着実に施工エリアを拡大していきました。

庇天井面への防鳥ネット15mmの大規模張設:高所作業車から天井全面を覆うネットの施工状況

▲ 庇天井面への防鳥ネット張設が進む様子。高所作業車で庇の奥深くまでアクセスし、広範囲を効率的に施工

夜間:庇外縁部のネット固定最終確認作業:ネット端部の仕上げを丁寧に対応

▲ 庇外縁部のネット端部の仕上げ施工。端部の弛み・隙間を一箇所ずつ丁寧に確認しながら固定

施工内容・工夫したポイント

庇全面への防鳥ネット15mm施工

倉庫外周の庇全面に防鳥ネット15mmを張設しました。メッシュ幅15mmは鳩が通り抜けることはもちろん、鳩よりも小さい鳥の侵入も防ぐことができる細かさです。庇の鉄骨フレーム・屋根材・壁面との接合部まで隙間なくネットを張設することで、庇内への鳩の侵入経路をすべて封鎖しました。

専用アンカーを鉄骨フレームに確実に固定し、ネットが弛まない張設強度を確保することが長期的な再発防止の要です。各固定点の間隔・ネットのテンション管理を徹底することで、強風・雨などの気象条件にも耐える施工品質を実現しました。

物流業務を止めない夜間施工プラン

本施工の最大の特徴は、夜間(22:00〜翌7:00)のみの施工による物流業務への影響ゼロの実現です。物流施設は昼夜を通じた搬入出・仕分けが行われており、日中の施工は業務への支障が避けられません。夜間施工を採用することで、昼間の物流業務は通常どおり継続しながら、5日間で庇全面の施工を完了することができました。

高所作業車2台同時並行体制による効率的施工

庇の広大な面積を5日間の夜間施工(1日あたり9時間)で完工するために、高所作業車12m×2台を1日あたり使用する体制を採りました。2台が担当エリアを分担しながら同時並行で施工することで、夜間の限られた時間でも広いエリアをカバー。5日間・延べ10台の高所作業車体制で庇全面の施工を完了しました。

📋 本施工のポイント
  • 庇全面を一括封鎖で再発防止を徹底——部分施工では鳩が別の箇所に移るだけ。庇全面を5日間で完全封鎖
  • メッシュ幅15mmの高密度ネット——鳩よりも小さい鳥の侵入も防ぐ細かさ。長期にわたる再発防止効果
  • 夜間施工で物流業務への影響ゼロ——22:00〜翌7:00の夜間のみに限定。昼間は通常の搬入出業務を継続
  • 高所作業車2台並行体制——広大な庇面積を効率よくカバー。延べ10台・25名体制で5日完工
  • 継ぎ目・端部の丁寧な処理——梯子による壁面際の細部施工で、鳩が入り込める隙間をゼロに

工期・施工体制

作業期間 5日間
作業時間 夜間:22:00〜翌7:00(物流業務は通常どおり昼間継続)
作業員数 延べ25名(5名×5日、施工・安全管理含む)
使用機材 高所作業車12m(延べ10台、1日2台×5日)
施工材料 防鳥ネット15mm(庇全面)・専用固定アンカー・固定ピン
費用 現地調査・施工規模によるため個別にお見積もり
※同規模の施工については無料現地調査後にご提示します

夜間施工スケジュール(1日の流れ)

22:00

入場・準備

物流施設への入場後、高所作業車2台を搬入・展開。作業灯の設置と施工エリアの安全確認を実施。梯子・工具類の配置を完了し施工開始体制を整える。

23:00

本施工開始(2台並行)

高所作業車2台がそれぞれ担当エリアに展開し、庇天井面への固定金具打ち込みとネット張設を開始。梯子担当者が壁面際・開口部周辺の細部施工を並行して実施。

4:00

施工終盤・仕上げ確認

当日担当エリアの施工完了確認・ネット固定状態の全数チェック。弛み・隙間が生じている箇所を補修し、翌日の施工エリアとの継ぎ目処理を実施。

7:00

撤収完了・昼間業務再開

高所作業車・資材・工具類を完全撤収。作業エリア周辺の清掃を完了し、倉庫の昼間業務(搬入出・フォークリフト作業)に支障のない状態で退場。

施工結果・担当者のコメント

施工結果

庇全面への防鳥ネット15mm施工が5日間・延べ25名体制で完了し、倉庫庇の鉄骨フレーム・梁への鳩の侵入・営巣が完全に遮断されました。施工後は庇からの糞落下がゼロとなり、搬入出エリア・作業員の皆様の通路への汚染リスクが解消されています。

✅ 施工後の改善効果
  • 庇の鉄骨フレーム・梁への鳩の侵入・営巣がゼロに
  • 搬入出エリア・バース(荷積みホーム)への糞落下が解消
  • トラック・フォークリフトへの糞汚染リスクがなくなり、作業環境が改善
  • 作業員の皆様の通路・装備への糞落下が解消し、衛生環境が向上
  • 5日間の夜間施工で物流業務を一切止めることなく庇全面の施工を完了

担当者より

本施工は茨城県つくば市のN物流様の大型物流倉庫にて、庇全面への防鳥ネット15mm施工を夜間5日間・延べ25名・高所作業車延べ10台体制で完工した事例です。物流施設の業務を一切止めないという最優先事項を守りながら、広大な庇面積を5日間で一括封鎖するために、夜間2台並行体制という大規模な施工体制を組みました。

物流倉庫の庇は面積が広く、一部を施工しても鳩が別の箇所に移動するため、庇全面を一括封鎖することが再発防止の絶対条件です。また、メッシュ幅15mmという細かさのネットを選定することで、鳩だけでなく小型鳥の侵入も防ぎ、長期的な効果を確保しています。同様のお悩みをお持ちの物流施設・倉庫の担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。

📋 この施工事例のまとめ

  1. 庇全面を一括封鎖することで長期的な再発防止を実現。部分施工では鳩が別の箇所に移るだけ。5日間で庇全面を完全封鎖し、根本解決を達成。
  2. 夜間施工(22:00〜翌7:00)で物流業務への影響ゼロ。延べ25名・高所作業車延べ10台の大規模体制で5日間のうちに完工。昼間の搬入出・仕分け業務は通常どおり継続。
  3. メッシュ幅15mmの高密度ネット選定で万全の再発防止。鳩よりも小さい鳥も通り抜けられない細かさのネットで、長期にわたる侵入防止効果を確保。
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この記事を監修しました

私がこの記事を監修しました

吉田 一夫(よしだ かずお)

防鳥施工責任者 / 認定マイスター

【経歴・実績】
鳥害対策施工歴: 16年
施工物件数: 累計2,000件以上
保有資格等: 職長安全衛生責任者、高所作業車運転技能講習修了
【ご挨拶
工場やマンションなど、法人・施設管理者様を悩ませる深刻な鳩被害(鳥害)を根本から解決いたします。
16年間、2,000件を超える現場で培ったノウハウをもとに、防鳥ネットや電気ショック、剣山(スパイク)など、施設の構造と被害状況に合わせた最適な工法をご提案します。
足場を組まない「ロープ作業(無足場工法)」にも対応しており、コストや工期を抑えた高所作業も得意としております。終わらない鳥害にお悩みの担当者様は、まずはお気軽にご相談ください。

どんな場所でも鳩被害を徹底解決します