鳩が二度と来なくなる
ベランダ対策7選
マンション住戸でもできる方法と、ご自身での対応に限界を感じたときの考え方
ベランダに鳩が二度と来なくなる対策はありますか?
鳩がベランダに居着く理由は「足場・エサ・安全」の3条件がそろっていることです。追い払うだけでは戻ってきてしまうため、ネットやスパイクで物理的に止まれない状態を作り、エサ場・水場をなくし、定期的にメンテナンスを行うことが、二度と来なくなる対策の本質です。すでに巣や卵がある場合は、無理をせず専門業者にご相談されることをおすすめします。
なぜベランダに鳩が居着いてしまうのか
「うちのベランダ、何か気に入られてしまったのでしょうか……」
そのお気持ち、とてもよくわかります。鳩がベランダに来るのは、偶然ではなく理由があるからです。
鳩がベランダに来てしまうのは、皆様のベランダが「居心地の良い場所」になっているサインです。まずは鳩がベランダを選ぶ理由を理解しておくと、対策の優先順位がはっきりしてきます。
鳩がベランダを選ぶ3つの条件(足場・エサ・安全)
鳩がベランダに居着くかどうかは、主に次の3つの条件で決まるとされています。
- 足場の良さ:エアコンの室外機の上や物干し台、手すりなど、平らで安定した場所があると鳩は安心して止まります
- エサの存在:近隣での餌付けや、ベランダのプランター・生ゴミなど食べられるものがあると、鳩はその場所をエサ場として記憶します
- 安全であること:猫や人の出入りが少なく、天敵に襲われにくいベランダは、鳩にとって安心して休める場所になります
この3つがそろっているベランダほど、鳩が居着きやすくなります。お住まいのベランダに当てはまる点がないか、一度確認してみてください。
一度居着いた鳩が「縄張り」にする仕組み
鳩は同じ場所に戻る習性が強い鳥です。一度「安全に過ごせた」と学習すると、そのベランダを自分の縄張りとして認識し、繰り返し訪れるようになります。
さらに困るのは、フンや羽が残っていると、それが鳩にとって「ここは仲間が使っている安全な場所」という目印になってしまうことです。追い払っただけでフンや汚れを放置していると、別の鳩が同じ場所に居着いてしまうケースも少なくありません。
「今いる鳩を追い払う」だけでは不十分です。「鳩にとって居心地が悪い場所に変える」ことこそが、二度と来なくなる対策の本質だとご理解いただければと思います。
やってしまいがちなNG対策とその理由
対策をしたのにまた鳩が来てしまった、というお声をよくいただきます。その場合、原因は対策そのものではなく「対策の組み合わせ方」にあることが多いです。どうかご自身を責めず、一緒に見直していきましょう。
忌避剤だけに頼ると効果が続かない理由
スプレータイプの忌避剤や、嫌な匂いのするグッズだけに頼る対策は、即効性はあっても効果が続きにくいとされています。雨や風で成分が薄れたり、鳩自身がその匂いに慣れてしまったりするためです。
忌避剤は「複数の対策を組み合わせる中の一つ」として使うと効果を発揮しますが、単体で長期間の効果を期待するのは難しいと考えておきましょう。
「追い払う」だけでは戻ってくる理由
物理的に追い払う、近づいて手で払うといった対応は、その場では鳩がいなくなりますが、ベランダの環境自体は変わっていません。足場・エサ・安全という3条件がそのまま残っていれば、鳩はすぐに戻ってきます。
「追い払う」は応急処置であって、根本対策ではありません。その場をやり過ごすための行動と、長く居着かせないための行動は、分けて考えていただくと対策がしやすくなります。
鳩が二度と来なくなるベランダ対策7選
ここからは、根本対策となる7つの方法をご紹介します。すべてを一度に行う必要はありませんが、複数を組み合わせるほど効果が長続きしやすくなります。ご自身のベランダの状況に合わせて、できるところから始めてみてください。
物理的に侵入・着地できなくする(ネット・スパイク)
最も効果が長続きしやすいのが、鳩が物理的に止まれない状態を作ることです。手すりや室外機の上に防鳩ネットを張ったり、突起のあるスパイクを設置することで、鳩が足場として使えなくなります。ベランダ全体をネットで覆う方法は特に効果が高いとされていますが、賃貸物件の場合は取り付け方法に注意が必要です(後述します)。
エサ場をなくす(清掃・餌付け禁止の働きかけ)
鳩のフンや食べこぼし、観葉植物の種などを放置しないことも重要です。ベランダは定期的に掃除をして、鳩にとって「食べ物がある場所」と認識されないようにしましょう。近隣で餌付けをしている方がいる場合は、管理会社や管理組合を通じて注意喚起してもらうことも一つの方法です。
水場を断つ
植木鉢の受け皿に溜まった水や、エアコンの室外機から出る排水も、鳩にとっては貴重な水場になります。受け皿の水はこまめに捨て、排水が溜まりやすい場所には対策を施しておくと、鳩が立ち寄る理由を一つ減らせます。
忌避グッズの正しい併用方法
忌避剤やCD・テープなどの視覚的なグッズは、単体ではなく対策①の物理的対策と組み合わせることで効果を発揮しやすくなります。「侵入できない状態」を作った上で、忌避グッズを補助的に使うという順序を意識しましょう。
鳩が嫌う視覚・聴覚刺激の活用
鳩は光の反射や予測できない動きを苦手とする傾向があるとされています。反射するテープや、不規則に動くタイプのグッズは一定の効果が期待できますが、単体での長期使用は効果が薄れやすいため、他の対策と併用するのがおすすめです。
賃貸でもできる原状回復可能な対策
賃貸物件の場合、ベランダに穴を開けたり、ネットを固定するための工事は契約上できないケースが多くあります。突っ張り棒タイプの設置具や、粘着・吸盤式のグッズなど、原状回復が可能な方法を選ぶことが前提になります。工事を伴う対策を検討する場合は、必ず事前に管理会社へご確認ください(詳しくは次の章で解説します)。
効果を長続きさせるための定期メンテナンス
対策グッズは時間の経過とともに効果が薄れたり、破損したりします。月に1回程度、ネットの破れや忌避グッズの劣化をチェックする習慣を持つことで、対策の効果を長く保てます。「設置したら終わり」ではなく、「設置後も様子を見る」という意識が、二度と来なくなる状態を維持するポイントです。
「7つも自分でやるのは大変そう」と感じた方は、無料の現地調査でどの対策が合うかご提案することもできます。
無料相談はこちら →賃貸・分譲別の注意点
ベランダは「専用使用権」のある共用部分という、少し特殊な位置づけになっています。賃貸か分譲かによって、対策を進める前に確認すべき相手が異なりますので、順番に見ていきましょう。
賃貸物件で対策する際の管理会社への確認事項
賃貸の場合、ベランダの形状を変える工事(ネットの固定具を壁に打ち込むなど)は、原則として管理会社・オーナーの許可が必要です。無断で行うと、退去時に原状回復費用を求められる可能性があります。
対策を検討される際は、「設置方法」「退去時の取り外し」について事前に確認しておくと安心です。
分譲マンションで管理組合に相談すべきケース
分譲マンションの場合、ベランダは個人の所有物ではなく共用部分の専用使用権という扱いになっているのが一般的です。外観に影響する大掛かりな対策(ネットの本格的な設置など)は、管理組合への確認や、場合によっては理事会の承認が必要になることがあります。
同じマンションの複数の住戸で鳩被害が出ている場合は、個人で対策するより、管理組合として建物全体の対策を検討したほうが効果的なケースもあります。お困りの状況を管理組合にお伝えいただくのも一つの方法です。
自分で対策しても改善しない場合
ここまでの対策を行っても改善しない場合、状況によっては自己対応の範囲を超えている可能性があります。決して無理をなさらないでください。
巣・卵がある場合は要注意(自己対応のリスク)
すでに鳩が巣を作っていたり、卵がある状態の場合は、対応に注意が必要です。鳩は鳥獣保護管理法の対象であり、許可なく卵やヒナを処分すると法律に触れる可能性があるとされています。また、フンには衛生面のリスクもあるため、自己判断での処分は避けたほうが安全です。
| 行為 | 法律上の扱い |
|---|---|
| 鳩を捕獲・殺傷する | 違法(許可が必要) |
| 卵・ヒナを無許可で撤去する | 違法(許可が必要) |
| 営巣中の巣を無許可で撤去する | 違法(許可が必要) |
| 防鳩ネット・スパイクの設置 | 適法(許可不要) |
| フンの清掃・消毒 | 適法(許可不要) |
鳥獣保護管理法に関する記載は一般的な内容としてご紹介しています。具体的な条文や罰則、お住まいの自治体の条例については、必要に応じて専門機関にご確認いただくと安心です。
プロに相談すべき判断基準
以下のようなケースでは、ご自身で対策を続けるより、専門業者にご相談いただいたほうが早期に解決できることが多いです。
- すでに複数の対策を試したが、1ヶ月以上改善しない
- 巣やフンの量が多く、清掃・撤去が難しい
- 同じマンションの複数の住戸で被害が出ている
- 高所作業が必要で、安全に対策できない
無理にご自身だけで対応を続けると、対策が中途半端になり、結果的に鳩が居着く期間が長引いてしまうこともあります。どうか一人で抱え込まず、専門業者という選択肢もあることを覚えておいていただければと思います。
業者の選び方・料金相場
専門業者にご相談いただく場合、「どこに頼めばいいかわからない」というお声をよくいただきます。後悔しない依頼のために、確認しておきたいポイントをご紹介します。
業者選びで確認したい5つのポイント
- 現地調査・お見積もりが無料かどうか
- 施工内容・使用材料を見積書に詳細に記載してくれるか
- 保証期間(製品保証・忌避保証)が明記されているか
- 賃貸の場合、管理会社への説明資料を用意してくれるか
- 追加費用が発生する条件を事前に説明してくれるか
- 訪問のその場で契約を急がせる
- 見積書に「一式」としか書かれておらず、内訳がわからない
- 極端に高額・極端に安価で、相場との差が大きい
ベランダ対策の料金相場(目安)
ベランダの鳩対策は、被害の範囲・施工方法・お住まいの形態によって費用が変わります。あくまで目安として、ご参考にしてください。
| 施工内容 | 料金の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 防鳩ネット設置(ベランダ1面) | 6万円〜8万円程度 | ベランダの広さ・形状により変動 |
| 清掃+防鳩施工(一式) | 7万円〜9万円程度 | 巣・卵の有無、汚れの程度により上下 |
上記はあくまで一般的な目安です。実際の被害状況・ベランダの形状・賃貸の制約条件などにより費用は変動しますので、正確な料金は無料の現地調査・お見積もりでご確認ください。
よくある質問
Q. ベランダに鳩の巣があります。自分で撤去してもいいですか?
巣の中に卵やヒナがいる場合、無許可で撤去すると鳥獣保護管理法に触れる可能性があるとされています。巣だけの状態かどうかの判断も難しいことがありますので、まずは専門業者にご相談いただくことをおすすめします。
Q. 賃貸でも防鳩ネットを設置できますか?
突っ張り棒タイプや吸盤式など、原状回復が可能な設置方法であれば対応できるケースが多いです。壁への穴あけなど工事を伴う場合は、事前に管理会社・オーナーへの確認が必要です。当社では賃貸物件向けの設置方法のご提案も可能です。
Q. 現地調査やお見積もりは本当に無料ですか?
はい、無料です。お断りいただいても費用は一切かかりませんので、まずは状況だけでもご相談ください。
Q. 隣の部屋から鳩が移ってきているような気がします。どうすればいいですか?
近隣のベランダに鳩が居着いている場合、対策後もそちらから移動してくる可能性があります。管理組合・管理会社へのご相談と合わせて、建物全体での対策をご検討いただくと効果的なケースが多いです。当社では建物全体の調査・ご提案も承っております。
Q. 施工後にまた鳩が来た場合はどうなりますか?
施工内容によって保証期間を設けております。保証期間内に再発した場合は無償で対応いたしますので、ご安心ください。詳しい保証内容は現地調査の際にご説明いたします。
まとめ
📋 ベランダの鳩対策まとめ
- 鳩が来る理由:「足場・エサ・安全」の3条件がそろうと、鳩はベランダを縄張りとして居着いてしまいます。
- 追い払うだけでは不十分:環境そのものを「居心地の悪い場所」に変えることが、二度と来なくなる対策の本質です。
- 対策は組み合わせが重要:ネット・スパイクなどの物理的対策を軸に、清掃・忌避グッズ・定期メンテナンスを組み合わせましょう。
- 賃貸・分譲ともに事前確認を:工事を伴う対策は、管理会社・管理組合への確認が必要です。
- 巣や卵がある場合、改善しない場合は専門業者へ:無理に自己対応を続けず、無料相談を活用してください。
「もう自分では限界かも」と
感じたら、お気軽にご相談ください
ベランダの状況をお伝えいただくだけで、対策のご提案ができます。
賃貸の方には管理会社への説明資料もご用意可能です。
ご相談・お見積もりは何度でも無料です。
この記事を監修しました
吉田 一夫(よしだ かずお)
【経歴・実績】
鳥害対策施工歴: 16年
施工物件数: 累計2,000件以上
保有資格等: 職長安全衛生責任者、高所作業車運転技能講習修了
【ご挨拶】
工場やマンションなど、法人・施設管理者様を悩ませる深刻な鳩被害(鳥害)を根本から解決いたします。
16年間、2,000件を超える現場で培ったノウハウをもとに、防鳥ネットや電気ショック、剣山(スパイク)など、施設の構造と被害状況に合わせた最適な工法をご提案します。
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