鳩被害に困ったら
マンションのベランダで鳩の卵を見つけたらお住まいの皆様・管理会社の皆様、正しい対応をご案内します
鳩被害に困ったら

マンションのベランダで鳩の卵を見つけたら
お住まいの皆様・管理会社の皆様、正しい対応をご案内します

対象:ベランダで卵・巣を見つけた居住者様/管理会社・管理組合のご担当者様 ご相談・現地調査は無料
📌 FEATURED — マンション ベランダ 鳩の卵 対応

ベランダで鳩の卵を見つけたらどうすればいいですか?

鳩は鳥獣保護管理法の保護対象のため、卵・ヒナ・営巣中の巣を許可なく撤去・移動することはできません。見つけた場合はまず触れずにその場を離れ、写真で状況を記録した上で、賃貸なら管理会社、分譲なら管理組合へ速やかに連絡してください。並行して専門業者にご相談いただければ、適法な対応方法をご案内できます。卵が孵化する前後で対応の選択肢が変わるため、発見後すぐの行動が重要です。

まず最初に:絶対にやってはいけないこと

洗濯物を干そうとベランダに出たら、室外機の裏に枯れ草が積んである……。
気になってのぞき込んでみると、そこには白い卵が2つ。
「えっ、どうしよう」「早く片づけなきゃ!」
突然のことにびっくりして、困ってしまうお気持ちはとてもよくわかります。ただ、ここで慌てて手を出してしまうのだけは、実は一番避けたいことなのです。

鳩の卵を見つけたとき、多くの方が「早く撤去しなければ」と考えられます。しかし、その行動には法律上のリスクが伴います。まず落ち着いて、以下の行為は避けてください。

  • 卵・ヒナに手を触れる、動かす、別の場所へ移す
  • 巣ごと捨てる、掃き出す、ホースの水で流す
  • 親鳥を追い払って巣を放棄させようとする
  • 卵を割る、処分する
  • 「もう遅いから」と気づかなかったことにして放置する
⚠️ 卵・ヒナの無許可撤去は法律に触れる可能性があります

鳩は鳥獣保護管理法によって保護されています。卵・ヒナ・営巣中の巣を許可なく撤去・処分する行為は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象となる可能性があるとされています。「知らなかった」では済まされないため、まずは触れずに専門家・管理者へご相談ください。

💡 まずしていただきたいのは「記録」と「連絡」だけです

卵を見つけたら、スマートフォンで写真を撮り、そっとその場を離れてください。あとは管理会社・管理組合、そして専門業者への連絡です。ご自身で何かを処理する必要はありません。

なお、鳩の巣そのものについて「いつできるのか」「どのような場所に作られるのか」といった基礎知識は、鳩の巣・卵を発見したときの手順の解説ページで詳しくご紹介しています。あわせてご覧ください。

なぜ卵を勝手に撤去できないのか(法律の基礎知識)

「なぜ自分のベランダなのに、勝手に処理できないのか」と思われるのは自然なことです。この点について整理してご説明します。

鳥獣保護管理法における「してよいこと」と「できないこと」

行為 法律上の扱い 備考
卵を撤去・処分する 許可が必要 自治体への申請・許可が前提
ヒナを移動・処分する 許可が必要 同上
卵・ヒナがいる巣を撤去する 許可が必要 営巣中は「使用中の巣」とみなされる
鳩を捕獲・殺傷する 許可が必要 同上
卵・ヒナがいない空の巣を撤去する 許可不要 ただし本当に空かの判断は慎重に
防鳥ネット・スパイクを設置する 許可不要 営巣前・巣立ち後であればいつでも実施可
フンの清掃・消毒をする 許可不要 衛生対策として推奨される
⚠️ 「空の巣に見えても」判断は慎重に

卵が巣材の下に隠れていたり、親鳥が一時的に離れているだけというケースがあります。「見た限りでは空のようだ」というご自身の判断で撤去を進めるのはリスクがあります。判断に迷われる場合は、写真を撮って専門業者にご相談ください。

💡 大切な考え方:「今できること」に集中する

卵がある間、できることは限られます。しかし「巣立ち後に速やかに再営巣防止の施工を行う準備を整える」ことは今すぐできます。この準備期間を有効に使うことが、被害を最小限に抑える最善の方法です。詳しくは後半でご案内します。

お住まいの皆様が取るべき対応

ベランダで卵を見つけられた居住者の皆様に、順を追って行動していただきたいことをご案内します。難しいことは何もありません。

STEP1

触れずに、写真で記録する

卵の数・巣の場所・巣の状態・周辺のフンの量がわかるよう、スマートフォンで数枚撮影してください。撮影日時も記録として残ります。近づきすぎると親鳥を驚かせてしまうため、少し距離を取って撮影いただければ十分です。

STEP2

賃貸なら管理会社、分譲なら管理組合へ連絡する

ベランダは共用部分の専用使用権という扱いのため、対応の主体が管理者側になるケースがあります。撮影した写真を添えて「ベランダで鳩が営巣し、卵を確認した」旨をご連絡ください。この連絡が、後の対応をスムーズに進めるための重要な一歩です。

STEP3

専門業者に相談し、対応方針と今後の予定を確認する

管理会社への連絡と並行して、専門業者にもご相談いただくと、法律に沿った対応方法・巣立ち予定時期の見立て・再営巣防止施工のタイミングを具体的に把握できます。現地調査・お見積もりは無料ですので、この段階でのご相談も歓迎です。

STEP4

巣立ちまでの期間、衛生面に配慮して過ごす

巣がある間はフンが増えていきます。洗濯物は巣から離れた場所に干す、ベランダに出る際はサンダルを分ける、窓の開閉時に粉塵が入らないよう配慮するなど、衛生面での自衛をお願いします。フンの清掃自体は許可不要で行えますが、必ず使い捨て手袋・マスクを着用してください。

STEP5

巣立ち後、速やかに清掃・防鳥施工を実施する

ヒナが巣立った後、できるだけ早く巣の撤去・フン清掃・消毒・防鳥施工を行います。鳩は同じ場所に繰り返し営巣する習性が非常に強いため、巣立ち後すぐに対応しないと、短期間で再び卵が産まれてしまいます。

✅ 「自分が悪いのでは」と思わないでください

ベランダに鳩が営巣するのは、その部屋の管理が悪いからではありません。鳩にとって条件の良い場所が選ばれているだけです。ご自身を責める必要は一切ありませんので、落ち着いて上記の手順を進めていただければ大丈夫です。

管理会社・管理組合の皆様が取るべき対応

居住者様から鳩の営巣・卵の報告を受けられた管理会社様・管理組合様に向けて、対応のポイントをご案内します。

対応1

居住者様に「触れないこと」を速やかに周知する

報告を受けた時点で、まず居住者様に「卵・ヒナには触れない」「巣を撤去しない」ことをお伝えください。善意で撤去してしまったことで法的リスクを負うことを防ぐ、最初の重要な対応です。

対応2

他の住戸でも被害が発生していないか調査する

1住戸で営巣が確認された場合、同じ建物の他の住戸・共用部でも被害が発生している可能性が高いです。管理員による目視確認、居住者様へのアンケート・掲示などで被害範囲を把握してください。建物全体で対策を検討した方が、結果的に費用対効果が高くなるケースが多くあります。

対応3

専門業者に現地調査を依頼し、対応方針を整理する

卵がある状態でも現地調査は可能です。被害範囲・侵入経路・巣立ち予定時期・必要な施工内容・概算費用を把握しておくことで、理事会・オーナーへの説明資料が整います。当社では管理組合様向けの説明資料の作成もお手伝いしています。

対応4

費用負担の考え方を確認・整理する

ベランダは共用部分の専用使用権という扱いが一般的なため、費用負担の主体は管理規約の定めによって異なります。個人負担・管理組合負担・オーナー負担のいずれになるかを管理規約で確認し、居住者様に明確にお伝えいただくことでトラブルを防げます。

対応5

巣立ち後の施工日程を事前に押さえておく

ヒナが巣立った直後が施工の最適なタイミングです。しかし業者の手配・理事会の承認・居住者様への周知には時間がかかります。巣立ちを待ってから動き始めると、施工前に再営巣されてしまうケースが少なくありません。卵の段階で見積もり・承認・日程調整まで進めておくことを強くおすすめします。

💡 管理組合様の合意形成にお使いいただける資料をご用意できます

理事会・総会での説明に必要な、被害状況の写真・施工方法の説明・費用の内訳・保証内容をまとめた資料の作成をお手伝いしています。「どう説明すればいいかわからない」という段階でもご相談ください。

✅ 理事会・総会でのご説明にも施工事例をご活用ください

実際にマンションで実施した鳩対策の施工事例を公開しています。施工前後の状況・使用した工法・作業の流れを具体的にご確認いただけますので、居住者様や理事会への説明materialとしてもご活用いただけます。

マンションの施工事例を見る →

卵の状態別・対応の考え方と時間の目安

鳩の繁殖サイクルを知っておくと、いつ施工できるかの見通しが立てやすくなります。以下は一般的な目安です。

産卵直後
卵を確認した段階

撤去不可。今のうちに「巣立ち後の準備」を進める

卵がある間は撤去できません。この期間を活用して、管理会社・管理組合への連絡、専門業者への現地調査依頼、見積もり取得、施工日程の仮押さえまで進めておきます。何もせず待つのではなく、準備を整える期間と捉えてください。

抱卵
親鳥が卵を温めている期間

親鳥の出入りが増え、フンも増加していく時期

親鳥が交代で卵を温めるため、ベランダへの出入りが頻繁になります。フンの量も増えるため、衛生面への配慮が必要になります。洗濯物を巣から離す、ベランダに出る頻度を減らすなどの自衛をお願いします。

育雛
ヒナが孵化してから巣立ちまで

フン・羽毛・鳴き声が最も増える時期

ヒナへの給餌のため親鳥の往来がさらに増え、フン・羽毛の量がピークに達します。鳴き声による生活への影響も出やすい時期です。この間も撤去はできませんので、巣立ち後すぐに動けるよう準備を完了させておきましょう。

巣立ち
ヒナが巣を離れた直後

ここが施工のベストタイミング(早さが勝負)

ヒナが巣立ち、卵・ヒナがいなくなった時点で、巣の撤去・フン清掃・消毒・防鳥施工が可能になります。鳩は短期間で同じ場所に再び産卵することがあるため、巣立ち後は日単位のスピード感で施工に入ることが理想です。事前に業者・日程を確保しておくことがここで活きてきます。

⚠️ 「巣立ちを待ってから業者を探す」では間に合わないことがあります

巣立ちを確認してから業者を探し、見積もりを取り、日程を調整していると、その間に再営巣されてしまうことがあります。卵を見つけた段階で業者へご相談いただき、巣立ち後すぐに動ける体制を整えておくことが、被害の長期化を防ぐ最も確実な方法です。

巣立ち後にやるべき「再営巣防止」

巣立ち後の対応が、この問題を終わらせられるかどうかを決めます。鳩は一度営巣に成功した場所を強く記憶し、繰り返し戻ってくるためです。

必要な工程は3つ

工程1

巣材の完全撤去

枯れ草・小枝・羽毛などの巣材をすべて撤去します。巣材には病原体・ダニが含まれている場合があるため、防護装備を着用した上での作業が必要です。

工程2

フン清掃・消毒

営巣期間中に堆積したフンを高圧洗浄で除去し、専用消毒剤で除菌・脱臭します。フンを残したまま施工しても、縄張りのシグナルが消えず鳩が戻り続けます。この工程は省略できません。

工程3

防鳥ネット・スパイクによる物理的封鎖

営巣していた場所と、その周辺の侵入経路・止まり場を防鳥ネット・スパイクで隙間なく封鎖します。鳩は学習能力が高く、忌避剤やグッズには慣れてしまうため、物理的に入れない状態を作ることが根本解決になります。

⚠️ 「巣を撤去しただけ」で終わらせないでください

巣材を撤去しただけで防鳥施工を行わないと、ほぼ確実に同じ場所に再び巣が作られます。実際、「巣を片づけたのに1ヶ月後にまた卵があった」というご相談を数多くいただいています。撤去・清掃・封鎖の3工程をセットで行うことが必要です。

📷 マンションでの実際の施工事例をご覧いただけます

営巣していたベランダの巣材撤去・フン清掃・消毒から、防鳥ネットによる封鎖までの実際の施工の様子を、写真付きでご紹介しています。「どんな仕上がりになるのか」「工事中はどんな様子か」をイメージしていただける内容です。

マンションの鳩対策 施工事例を見る →

よくある質問

Q. すでに卵を捨ててしまいました。どうすればいいですか?

まずは落ち着いてください。知らずに撤去してしまったというご相談は少なくありません。今後の対応としては、同じ場所に再び営巣されないよう、速やかにフン清掃・消毒・防鳥施工を行うことが重要です。すでに撤去済みの場合の対応方法についても、現地調査の際に具体的にご案内できますのでご相談ください。

Q. 卵がある状態でも、現地調査や見積もりはできますか?

はい、可能です。卵がある状態でも被害範囲・侵入経路の確認、施工方法の検討、お見積もりの作成は行えます。むしろこの段階でご相談いただくことで、巣立ち後すぐに施工に入れる体制を整えられます。現地調査・お見積もりは無料です。

Q. 賃貸に住んでいます。費用は自分が負担するのでしょうか?

費用負担の主体は賃貸借契約・管理規約の内容によって異なります。共用部分に該当する場合はオーナー・管理会社の負担となるケースもあります。まずは管理会社にご相談いただき、負担区分を確認してください。当社では管理会社様への説明資料の作成もお手伝いしています。

Q. ヒナの鳴き声とフンで生活に支障が出ています。何かできることはありませんか?

お辛い状況とお察しします。卵・ヒナがいる間は撤去ができないため、できるのは衛生面での自衛と、巣立ち後の施工準備を整えることです。フンの清掃は許可不要で行えますので、手袋・マスクを着用の上、こまめに除去いただくことで負担を軽減できます。巣立ち予定時期の見立てについても、現地調査の際にお伝えできます。

Q. 同じマンションの複数の住戸で営巣が起きています。どうすべきですか?

建物全体での対策をご検討いただくことをおすすめします。1住戸だけ対策しても、鳩は隣の住戸へ移動するだけになりがちです。管理組合として建物全体の調査・施工を検討された方が、結果的に費用対効果が高くなるケースが多くあります。管理組合様向けの調査・ご提案も承っております。

Q. 巣立ち後、どのくらいの期間内に施工すべきですか?

可能な限り早く、できれば数日以内が理想です。鳩は同じ場所に短期間で再び産卵することがあるため、巣立ちを確認してから業者を探し始めると間に合わないことがあります。卵を見つけた段階でご相談いただき、施工日程を仮押さえしておくことをおすすめします。


まとめ

📋 ベランダで鳩の卵を見つけたときの対応 まとめ

  1. まず触れない・記録する:卵・ヒナ・営巣中の巣の無許可撤去は鳥獣保護管理法に触れる可能性があります。写真で記録し、そっとその場を離れてください。
  2. お住まいの皆様:①写真で記録 ②賃貸なら管理会社・分譲なら管理組合へ連絡 ③専門業者へ相談 ④衛生面に配慮して過ごす ⑤巣立ち後すぐに清掃・施工。
  3. 管理会社・管理組合の皆様:①居住者様へ「触れないこと」を周知 ②他住戸の被害調査 ③専門業者へ現地調査依頼 ④費用負担区分の整理 ⑤巣立ち後の施工日程を事前確保。
  4. 卵の期間は「準備期間」:撤去はできませんが、現地調査・見積もり・承認手続き・日程調整は今のうちに進められます。巣立ち後すぐに動ける体制が被害の長期化を防ぎます。
  5. 巣立ち後は3工程セットで:①巣材の完全撤去 ②フン清掃・消毒 ③防鳥ネット・スパイクによる封鎖。撤去だけでは高い確率で再営巣されます。
卵がある段階でのご相談も歓迎です

「どうすればいいかわからない」
その状態のままで、ご連絡ください

卵がある状態でも現地調査・お見積もりは可能です。
法律に沿った対応方法・巣立ち後の施工タイミングまで具体的にご案内します。
管理会社・管理組合様への説明資料の作成もお手伝いいたします。

無料相談・現地調査を依頼する →
0120-939-982
受付時間:平日 9:00〜18:00
現地調査・お見積もりは完全無料
鳥獣保護管理法に配慮した適法対応
卵がある段階での事前相談もOK
管理会社・管理組合への説明資料を作成
巣材撤去・清掃・消毒・施工を一括対応
5年製品保証・1年忌避保証つき

この記事を監修しました

私がこの記事を監修しました

吉田 一夫(よしだ かずお)

防鳥施工責任者 / 認定マイスター

【経歴・実績】
鳥害対策施工歴: 16年
施工物件数: 累計2,000件以上
保有資格等: 職長安全衛生責任者、高所作業車運転技能講習修了
【ご挨拶
工場やマンションなど、法人・施設管理者様を悩ませる深刻な鳩被害(鳥害)を根本から解決いたします。
16年間、2,000件を超える現場で培ったノウハウをもとに、防鳥ネットや電気ショック、剣山(スパイク)など、施設の構造と被害状況に合わせた最適な工法をご提案します。
足場を組まない「ロープ作業(無足場工法)」にも対応しており、コストや工期を抑えた高所作業も得意としております。終わらない鳥害にお悩みの担当者様は、まずはお気軽にご相談ください。

どんな場所でも鳩被害を徹底解決します