埼玉県東松山市
P社 工場のトラックバース鳩対策施工事例
トラックバース天井面全体への防鳥ネット50mm施工・4日間完工(土日含む)
施工概要
| 施工先 | P社(埼玉県東松山市) |
| 建物タイプ | 工場(トラックバース) |
| 対象鳥 | 鳩 |
| 被害内容 | トラックバース天井の鉄骨フレームへの鳩の飛来・営巣による糞害 |
| 施工範囲 | トラックバース天井面全体 |
| 施工内容 | 天井面:防鳥ネット50mm施工 |
| 使用足場 | 高所作業車12m×3台 |
| 作業日数 | 4日間(土曜日・日曜日含む) |
| 作業人数 | 延べ16名(4名×4日) |
| 作業時間 | 9:00〜17:00 |
本施工は、トラックバースの広大な天井面全体を4日間で施工完了するため、高所作業車12m×3台の同時並行体制を採用しました。各台が担当スパンを分担しながら効率よく施工を進め、土曜日・日曜日も含めた4日間で全バース天井面の施工を完了。平日の工場稼働・トラックの搬入出業務への影響を最小限に抑えた施工計画を実現しました。
ご依頼の背景
埼玉県東松山市に所在するP社の工場では、工場棟に設けられた大型のトラックバースへの鳩の飛来・営巣が深刻な課題となっていました。トラックバースは屋根と柱で構成された開放型の構造で、天井の鉄骨フレームが鳩の格好の営巣場所・止まり場となっていました。各バース番号のシャッター上部・天井鉄骨の交差部への定着が習慣化しており、荷積み・荷下ろし作業中のトラックやフォークリフト、作業員の皆様への糞落下が日常的に発生していました。
東松山市は荒川流域の農地・緑地に隣接しており、鳩をはじめとする鳥類が飛来しやすい環境にあります。トラックバースは構造上、外部からの鳩の侵入を完全に防ぐことが難しく、一度定着した鳩が繰り返し戻る状態が続いていました。「工場の稼働日に影響を出さず、できるだけ早く解決したい」というご意向のもと、土日集中施工プランをご提案。4日間での完工にご納得いただき、ご採用いただきました。
- トラックバース天井の鉄骨フレームに鳩が定着・営巣し、全バースで糞害が発生
- 荷積み・荷下ろし作業中のトラック・フォークリフトへの糞落下が日常化
- 作業員の皆様の通路・作業エリアへの糞落下が衛生面・安全面の懸念となっていた
- 東松山市の自然環境から鳩の飛来頻度が高く、忌避剤等では効果が出にくい状態だった
- 平日の工場稼働・搬入出業務への影響をゼロに抑えた施工プランを求めていた
被害状況
現地調査では、トラックバース全体の天井鉄骨フレーム・梁・バース番号周辺の構造材にわたって鳩による被害が確認されました。開放型のバース構造という性質上、外部からの鳩の侵入を防ぎにくく、天井面全体への一括施工が必要な状況でした。
バース天井鉄骨フレーム全体への営巣・糞堆積
各バース上部の天井鉄骨フレーム・梁の交差部・格子状のフレーム上面が鳩の主要な営巣場所となっていました。特にフレームの窪み・接合部には複数羽が同時に定着でき、巣材・糞が積み重なった状態が確認されました。バース全体の広い天井面にわたる被害のため、部分施工では鳩が別のフレームに移るだけの状況でした。
荷積み・荷下ろしエリアへの糞落下と作業環境の悪化
各バースに接車したトラックの荷台・バース床面への糞落下が日常化していました。荷積み・荷下ろし作業中の作業員の皆様の頭上・装備への糞落下も発生しており、衛生管理と作業安全の両面で懸念が高まっていました。バース番号205・209など各バースで被害が確認され、全バース一括での施工が必要でした。
開放型構造による鳩の繰り返す侵入と習慣化
トラックバースは構造上、大型トラックが出入りする大きな開口部があり、外部からの鳩の侵入を完全に防ぐことができません。一度天井フレームに定着した鳩が繰り返し戻る習性により、忌避剤の設置等では根本的な解決にならない段階まで習慣化が進んでいました。物理的なネット施工が唯一の解決策でした。
施工写真
施工初期:天井フレームへのネット固定(高所作業車)
施工初日の様子です。NISHIOの高所作業車12mのバスケットを天井フレーム直下に接近させ、格子状の鉄骨フレームへの固定金具打ち込みとネット張設を開始しました。バース構造の天井は格子状のフレームが密に配置されており、フレームとフレームの間のすべての隙間に固定アンカーを打ち込むことで、ネットが弛まない均一な張設強度を確保します。東松山市の郊外の緑を背景に、晴天の好条件のもとで作業を開始しました。
▲ 高所作業車で天井フレームに接近し、格子状鉄骨への固定金具を取り付ける。東松山市の緑を背景に施工開始
▲ バース天井面全体へのネット張設が進んだ状況。格子フレーム全体をネットが覆い始めている
天井ネット施工の進捗・柱際の固定確認
施工が進んだ段階のバース内部の様子です。天井面全体にネット50mmが密着して張設されており、格子フレームの全スパンが覆われています。柱際・梁との接合部はネットが弛みやすい箇所のため、高所作業車のバスケットを柱際に寄せて固定金具を追加打ちし、テンションを均一に保ちながら丁寧に仕上げを行いました。
▲ 柱際の天井ネット固定状況を確認しながら仕上げ。バース内の各スパンが順次施工済みとなっていく
▲ 屋内エリアの天井フレームへの固定金具打ち込み。バース内側の細部も確実に施工
バース外縁部・梁端部の細部施工
バースの外縁部・梁の端部への施工は、高所作業車のバスケットをバース外周に沿って移動させながら対応しました。バース端部の梁の下面・側面への固定金具打ち込みは、バスケットの位置を細かく調整しながら行います。端部の処理が甘いと鳩が梁端から天井フレームに戻るルートが残るため、梁の端部から端部まで一切の隙間なく仕上げることが重要です。
▲ バース外縁部・梁端部の下面への施工。両手を伸ばして固定金具を確実に打ち込む作業員
▲ 梁際のネット端部の固定確認。構造材との継ぎ目を一箇所ずつ確認しながら隙間ゼロに仕上げる
施工中の品質確認・各バース施工進捗チェック
各バース番号(205・209など)の施工進捗を担当者が確認しながら、未施工エリアへの移動タイミングを管理しています。ネットの固定状態・弛み・継ぎ目の処理を目視確認し、品質基準に満たない箇所があれば即座に補修します。3台の高所作業車が各スパンを分担していることで、品質確認と次工程への移動が効率的に進められます。
▲ バース205番エリアの施工完了確認。天井全面にネットが張設され、各バースへの鳩侵入経路が封鎖
▲ バース209番の天井施工。AT-121TG高所作業車で天井照明周辺にアプローチ。照明器具を避けながらネットを密着固定
天井フレーム・スチールブレースとの継ぎ目施工
天井の格子フレームと斜め方向のスチールブレース(筋交い)が交差する箇所は、ネットの張設が複雑になりやすい難所です。ブレースの角度に合わせてネットをカットし、隙間が生まれないよう丁寧にフィットさせながら固定します。この細部への精密な対処が、施工後の長期的な再発防止品質を決定づける重要なポイントです。
▲ 天井フレームとスチールブレースの交差部への細部施工。ブレースの形状に合わせてネットを密着固定
▲ 梁際の施工仕上げ確認。作業員が天井を見上げてネットの固定状態・継ぎ目処理を最終チェック
施工内容・工夫したポイント
バース天井面全体への防鳥ネット50mm施工
トラックバース全体の天井面にわたる格子状鉄骨フレーム・梁・スチールブレース全体に防鳥ネット50mmを張設しました。メッシュ幅50mmは鳩が通り抜けることも止まることもできないサイズで、フレームの格子すべてを覆うことで鳩が接触できる箇所を完全に排除しています。端部・柱際・ブレース交差部などの細部も漏れなく処理することで、施工後の再発を根本から防ぎます。
高所作業車3台の同時並行体制による効率施工
バース天井面という広大なエリアを4日間で施工完了するため、高所作業車12m×3台の同時並行体制を採用しました。3台がそれぞれ担当スパンを分担しながら施工を進めることで、単独施工の約3倍のスピードで施工エリアを展開。4名×4日の延べ16名体制と組み合わせることで、広大なバース天井面を4日間という短期間で一括完工しました。
土日集中施工で平日の工場稼働に影響ゼロ
工場の平日稼働日(月〜金)のトラック搬入出・荷積み荷下ろし業務への影響を一切出さないため、土曜日・日曜日を含む4日間の集中施工プランを採用しました。工場の休日を最大限に活用した施工日程により、平日の物流業務を継続しながら4日間で全バース天井面の施工を完了することができました。
- バース天井面全体を一括封鎖で再発防止——部分施工では鳩が別のフレームに移るだけ。全バース天井面を4日間で完全封鎖
- 高所作業車3台並行で広大なバース面積を短期完工——延べ16台・16名体制で各スパンを効率的に分担
- 土日集中施工で平日の工場稼働・搬入出業務に影響ゼロ——月曜日からの通常業務を一切止めることなく施工完了
- 端部・ブレース交差部の細部処理で長期的な品質を確保——難所への精密施工で施工後の再発リスクをゼロに
工期・施工体制
| 作業期間 | 4日間(土曜日・日曜日含む) |
| 作業時間 | 9:00〜17:00 |
| 作業員数 | 延べ16名(4名×4日、施工・安全管理含む) |
| 使用機材 | 高所作業車12m×3台(各台の担当スパンを分担) |
| 施工材料 | 防鳥ネット50mm(バース天井面全体)・専用固定アンカー・固定金具 |
| 費用 | 現地調査・施工規模によるため個別にお見積もり ※同規模の施工については無料現地調査後にご提示します |
施工結果・担当者のコメント
施工結果
トラックバース天井面全体への防鳥ネット50mm施工が4日間・延べ16名体制で完了し、バース天井の鉄骨フレームへの鳩の侵入・定着が完全に遮断されました。施工後はバース内での鳩の確認がゼロとなり、荷積み荷下ろしエリアへの糞落下リスクも解消されています。
- バース天井の鉄骨フレームへの鳩の侵入・営巣がゼロに
- 荷積み荷下ろし作業中のトラック・フォークリフトへの糞落下が解消
- 作業員の皆様の頭上への糞落下リスクがなくなり、作業環境・衛生環境が大幅改善
- 土日集中施工により、平日の工場稼働・搬入出業務を一切止めることなく4日間で施工完了
- 全バース一括封鎖により、鳩が別のバースに移動する再発リスクを根本解消
担当者より
本施工は埼玉県東松山市のP社様工場トラックバースにて、天井面全体への防鳥ネット50mm施工を土日含む4日間・延べ16名・高所作業車3台体制で完工した事例です。トラックバース特有の格子状天井フレームと開放型構造への対応、そして平日業務への影響ゼロという条件の両立が本施工のポイントでした。
工場のトラックバースは鳩が定着しやすい環境の代表格ですが、天井面全体を一括封鎖することで根本的な解決が実現できます。「土日しか作業できない」というご制約のあるケースにも対応できますので、同様のお悩みをお持ちの工場・物流施設の担当者様はぜひ一度ご相談ください。
📋 この施工事例のまとめ
- バース天井全体の一括封鎖で長期的な再発防止を実現。全バースの格子状天井フレームを4日間で完全封鎖。鳩が別のバースへ移動する余地をゼロに。
- 高所作業車3台並行・延べ16名体制で広大なバース面積を4日間完工。各台が担当スパンを分担し、単独体制の約3倍のスピードで施工。土日集中施工で平日業務への影響もゼロ。
- 端部・ブレース交差部などの細部処理で施工品質を確保。難所への精密な対処が長期的な再発防止の要。固定状態・継ぎ目処理を最終チェックし品質を保証。
同様の被害でお困りの
工場・物流施設の担当者様へ
工場・物流施設のトラックバース・天井面への鳩対策実績多数。
土日・休日施工・高所作業車複数台体制・大面積の短期完工に対応しています。
現地調査・お見積もりは無料です。お気軽にご相談ください。
この記事を監修しました
吉田 一夫(よしだ かずお)
【経歴・実績】
鳥害対策施工歴: 16年
施工物件数: 累計2,000件以上
保有資格等: 職長安全衛生責任者、高所作業車運転技能講習修了
【ご挨拶】
工場やマンションなど、法人・施設管理者様を悩ませる深刻な鳩被害(鳥害)を根本から解決いたします。
16年間、2,000件を超える現場で培ったノウハウをもとに、防鳥ネットや電気ショック、剣山(スパイク)など、施設の構造と被害状況に合わせた最適な工法をご提案します。
足場を組まない「ロープ作業(無足場工法)」にも対応しており、コストや工期を抑えた高所作業も得意としております。終わらない鳥害にお悩みの担当者様は、まずはお気軽にご相談ください。