千葉県柏市
S社 大型物流倉庫の鳩糞害対策施工事例
トラックヤード庇天井面への防鳥ネット50mm施工・日中夜間交代制で8日間完工
施工概要
| 施工先 | S社(千葉県柏市) |
| 建物タイプ | 大型物流倉庫 |
| 対象鳥 | 鳩 |
| 被害内容 | トラックヤード庇への鳩の大量飛来・営巣多数による糞害 |
| 施工範囲 | トラックヤード庇天井面(全面) |
| 施工内容 | 天井面:防鳥ネット50mm設置 |
| 使用足場 | 高所作業車12m×4台×8日間 |
| 作業日数 | 8日間 |
| 作業人数 | 延べ40名(5名×8日) |
| 作業時間 |
日中:9:00〜18:00 夜間:21:00〜翌7:00 ※日中・夜間の交代制 |
本施工は、倉庫の改修工事に合わせたタイミングでの実施というご依頼背景から工期に制約があったため、高所作業車12m×4台を使用し、日中(9:00〜18:00)と夜間(21:00〜翌7:00)の交代制で稼働時間を最大化しました。トラックヤードの稼働状況に合わせて施工エリアを柔軟に切り替えながら、延べ40名・8日間での庇天井面全面の施工を完了しました。
ご依頼の背景
千葉県柏市に所在するS社の大型物流倉庫では、トラックヤードの庇(軒)に鳩が大量に飛来・営巣しており、庇全体にわたる深刻な糞害が発生していました。「構内禁煙」の看板が掲げられた広大なトラックヤードには、N28・N27・N26などの番号が振られた多数のバースがあり、その全域の庇天井面に被害が及んでいました。トラックの接車・荷積み荷下ろし作業中の従業員の皆様への糞落下、トラック車両への汚染が常態化していました。
本施工は、倉庫全体の改修工事のタイミングに合わせて鳩対策も同時に実施してほしいというご依頼により実現しました。改修工事との連携のため、施工に充てられる工期が限られている中、広大なトラックヤード庇天井面全体を対象とした大規模施工を求められました。現場調査・お見積り提出・現地最終確認の打ち合わせ・日程調整を経て、高所作業車4台を稼働させる日中・夜間の交代制施工プランをご提案し、8日間での完工に至りました。
- トラックヤード庇に鳩が大量に飛来・営巣しており、庇全域で糞害が発生
- 荷積み荷下ろし作業中の従業員の皆様・トラック車両への糞落下が常態化
- 倉庫全体の改修工事のタイミングに合わせて、鳩対策も同時に実施したいというご依頼だった
- 改修工事との連携のため施工に充てられる工期が限られており、短期間での完工が必須だった
- 広大なトラックヤード庇全域を一括対処できる大規模な施工体制が求められていた
受注までの流れ
現場調査
トラックヤード庇全域の被害状況を現地で確認。営巣箇所・糞の堆積状況・庇の構造を把握し、施工範囲と必要な機材数を算出しました。
見積提出
改修工事のタイミングに合わせた短期間での完工を前提に、高所作業車4台・日中夜間交代制の体制を組んだお見積りをご提示しました。
現地最終確認・打ち合わせ
改修工事のスケジュールと施工エリアの調整、トラックヤードの稼働状況を踏まえた日中・夜間の作業エリア分担を最終確認しました。
日程調整
改修工事の進捗と連携しながら、8日間の施工スケジュール・日中夜間のシフト編成・高所作業車4台の配車計画を確定しました。
施工
延べ40名・高所作業車12m×4台体制で、日中(9:00〜18:00)・夜間(21:00〜翌7:00)の交代制により8日間で庇天井面全面の施工を完了しました。
被害状況
現地調査では、トラックヤード庇の鉄骨フレーム・梁全域にわたって鳩による被害が確認されました。広大なトラックヤードの全バースで営巣が多数確認され、庇全体を対象とした一括施工が必要な規模でした。
庇鉄骨フレームへの大量飛来・営巣多数
トラックヤード庇の鉄骨フレーム・梁の交差部全域にわたって鳩が大量に飛来・営巣していました。庇の広い面積にわたって営巣が多数確認され、巣材・糞の堆積が深刻な状態でした。広大なトラックヤード全体に被害が及んでいたことが、本施工の規模の大きさにつながっています。
荷積み荷下ろしエリア・トラック車両への糞落下
庇の下は多数のトラックバース(N28・N27・N26など)が並ぶ荷積み荷下ろしエリアであり、トラックが接車する最重要エリアです。庇からの糞落下がトラックの荷台・ボディ、作業員の皆様の通路に及んでおり、品質管理・作業環境の両面で深刻な問題となっていました。
大量飛来による被害の急速な拡大
鳩は仲間が定着している場所にさらに集まる習性があるため、営巣多数の状態は被害の急速な拡大につながります。庇全域を一括して封鎖しなければ、施工後すぐに別の箇所へ移動・再定着するリスクが高い状態でした。改修工事のタイミングという好機を活かし、根本的な解決が求められていました。
施工写真
トラックヤード全景・施工対象の規模
施工対象となった大型物流倉庫のトラックヤード全景です。「構内禁煙」の看板が掲げられた広大な庇付きヤードに多数のバースが並び、トラックが接車できる規模の大きさが確認できます。この庇全面が施工対象となり、延べ40名・高所作業車4台という大規模な体制で対応する必要がありました。
▲ 施工対象のトラックヤード全景。広大な庇付きエリアに多数のバースが並び、施工規模の大きさが確認できる
夜間施工:トラックヤード庇への高所作業車アプローチ
夜間(21:00〜翌7:00)の施工の様子です。緑色シャッターのバース上部の庇天井面に、高所作業車のバスケットを接近させて施工を行っています。夜間でも作業灯と倉庫内照明を活用し、安全に高所作業を進めました。隣接して停車する大型トラック・高所作業車が並ぶ様子からも、夜間ならではの広いヤードを活用した機動的な作業体制がうかがえます。
▲ 夜間施工の様子。バース上部庇天井への高所作業車アプローチ。隣接して別の高所作業車・トラックも稼働
▲ パレットが積まれたヤード内での夜間施工。高所作業車バスケットから庇天井面への施工を実施
日中施工:庇天井面への防鳥ネット50mm張設
日中(9:00〜18:00)の施工の様子です。青空のもと、高所作業車のバスケットを庇天井面の鉄骨フレームに密着させ、固定金具の打ち込みとネット張設を行っています。庇のS30・S31・S32と番号が振られたエリアごとに、計画的に施工を進めていきました。トラックヤードを行き交うトラックの動線を確保しながら、安全に高所作業を実施しました。
▲ 日中施工。S30〜S32と番号が振られたエリアの庇天井面に、高所作業車から防鳥ネットを張設
▲ 高所作業車が庇下のスペースに乗り入れて施工。広いトラックヤードを活用した機動的な作業
庇天井面への細部固定作業
庇天井面の鉄骨フレーム・梁への細部固定作業の様子です。フルハーネス型安全帯を装着した作業員が、バスケットから身を乗り出して固定金具を一箇所ずつ確実に打ち込んでいきます。庇の番号42など各エリアの表示を目印に、計画的に施工エリアを管理しながら作業を進めました。
▲ フルハーネス装着で庇天井の鉄骨フレームへ固定金具を打ち込む細部施工。安全管理を徹底
▲ N28・N27バース上部の庇天井への施工。各バースの番号を確認しながら計画的にエリアを進行
複数台の高所作業車による同時並行施工
本施工最大の特徴である、高所作業車4台を活用した同時並行体制の様子です。建屋脇のスペースに資材搬入用のトラックと共に複数台の高所作業車が並び、各台がそれぞれの担当エリアに展開していきます。広大な庇天井面全域を8日間という限られた工期で完工するため、4台体制による効率的な施工エリア展開が不可欠でした。
▲ 高所作業車4台体制の全景。複数台が建屋脇から各担当エリアへ展開し、広大な庇全域を効率的に施工
▲ 夕暮れ時、日中から夜間への切り替えタイミングでの稼働状況。パレット保管エリア脇で作業を継続
施工エリア間の移動・8日間の段階的な進捗管理
各日の施工終了後、高所作業車を次の担当エリアへ移動させる様子です。N社商事のロゴが入った高所作業車も含め、複数台が建屋に沿って一列に並ぶ様子から、8日間にわたる段階的な施工進捗管理の体制が伝わります。改修工事との連携を保ちながら、計画的にエリアを進めていきました。
▲ 複数の高所作業車が施工エリアを移動しながら一列に並ぶ様子。8日間の段階的な進捗管理を実施
施工内容・工夫したポイント
トラックヤード庇天井面全面への防鳥ネット50mm施工
トラックヤード庇の鉄骨フレーム・梁全域にわたって防鳥ネット50mmを張設しました。各バース(N26〜N28、S30〜S32など)の天井面を一エリアずつ確実に施工し、庇全体を網羅することで、鳩が別のバースに移動して再定着するリスクを排除しています。営巣多数という被害規模に対応するため、計画的なエリア管理のもと施工を進めました。
高所作業車4台同時並行体制で大規模施工に対応
広大なトラックヤード庇全域を8日間という限られた工期で完工するため、高所作業車12m×4台を同時稼働させる大規模体制を組みました。各台がそれぞれ担当エリアを分担し、4台体制で単独施工の約4倍のスピードで施工エリアを展開。延べ40名(5名×8日)という人員体制と組み合わせることで、確実な完工を実現しました。
日中・夜間の交代制で稼働時間を最大化
改修工事のタイミングに合わせた工期の制約に対応するため、日中(9:00〜18:00)と夜間(21:00〜翌7:00)の交代制を採用しました。日中はトラックヤードの稼働状況を見ながら施工エリアを選定し、夜間は比較的稼働が落ち着くタイミングを活かして別エリアの施工を進めるなど、24時間体制に近い形で稼働時間を最大化することで、8日間という短期間での大規模完工を実現しました。
改修工事との連携による効率的な施工タイミング
倉庫全体の改修工事のタイミングに合わせて鳩対策を実施することで、工事車両・資材搬入のスケジュールと連携した効率的な施工が可能になりました。現場調査・お見積り・現地最終確認・日程調整という丁寧なプロセスを経て、改修工事のスケジュールに支障を出さない施工計画を策定しました。
- トラックヤード庇全域の一括封鎖で根本的な再発防止——営巣多数の被害規模に対応し、全バースを8日間で一括対処
- 高所作業車4台同時並行体制——延べ40名・8日間という大規模体制で広大な庇全域を効率的に展開
- 日中・夜間交代制で稼働時間を最大化——限られた工期の中で施工エリアを最大化し、改修工事との連携も実現
- 改修工事のタイミングを活かした効率的な施工計画——倉庫全体の改修と合わせて実施することで、無駄のないスケジュール調整を実現
工期・施工体制
| 作業期間 | 8日間 |
| 作業時間 |
日中:9:00〜18:00 夜間:21:00〜翌7:00(日中・夜間の交代制) |
| 作業員数 | 延べ40名(5名×8日、施工・安全管理含む) |
| 使用機材 | 高所作業車12m×4台(8日間使用) |
| 施工材料 | 防鳥ネット50mm(庇天井面全面)・専用固定金具 |
| 費用 | 現地調査・施工規模によるため個別にお見積もり ※同規模の施工については無料現地調査後にご提示します |
施工結果・担当者のコメント
施工結果
トラックヤード庇天井面全面への防鳥ネット50mm施工が8日間・延べ40名体制で完了し、庇全域への鳩の大量飛来・営巣が完全に遮断されました。施工後はトラックヤード内での鳩の確認がゼロとなり、荷積み荷下ろしエリアへの糞落下リスクも解消されています。
- トラックヤード庇全域への鳩の大量飛来・営巣がゼロに
- 荷積み荷下ろし作業中のトラック車両・従業員の皆様への糞落下が解消
- 営巣多数だった被害規模を一括封鎖により根本から解消
- 倉庫の改修工事と連携したタイミングで実施でき、無駄のないスケジュールを実現
- 日中夜間交代制・高所作業車4台体制により、限られた工期の中で大規模施工を完了
担当者より
本施工は千葉県柏市のS社様大型物流倉庫にて、トラックヤード庇天井面全面への防鳥ネット50mm施工を日中夜間交代制・8日間・延べ40名・高所作業車4台体制で完工した事例です。倉庫全体の改修工事のタイミングに合わせたご依頼で、工期に制約がある中、高所作業車4台と日中夜間の交代制という大規模な施工体制を組むことで、確実な完工を実現しました。
営巣多数という規模の大きな被害には、トラックヤード庇全域を一括して封鎖することが唯一の根本解決策です。改修工事のタイミングを活かした効率的なスケジュール調整、そして日中夜間の交代制による稼働時間の最大化が、短い工期での大規模完工を可能にしました。同様の大規模施設での鳩対策・改修工事との連携施工をお考えの担当者様は、ぜひ一度ご相談ください。
📋 この施工事例のまとめ
- トラックヤード庇全域を一括封鎖し、営巣多数の被害を根本解決。全バースの庇天井面を8日間で一括対処し、鳩が別エリアへ移動する再発リスクを排除。
- 高所作業車4台・日中夜間交代制で限られた工期に対応。延べ40名体制と複数台同時並行・24時間に近い稼働時間の確保により、大規模施工を短期間で完工。
- 改修工事との連携で効率的なスケジュール調整を実現。現場調査・見積・現地確認・日程調整という丁寧なプロセスを経て、改修工事と支障なく連携した施工計画を策定。
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この記事を監修しました
吉田 一夫(よしだ かずお)
【経歴・実績】
鳥害対策施工歴: 16年
施工物件数: 累計2,000件以上
保有資格等: 職長安全衛生責任者、高所作業車運転技能講習修了
【ご挨拶】
工場やマンションなど、法人・施設管理者様を悩ませる深刻な鳩被害(鳥害)を根本から解決いたします。
16年間、2,000件を超える現場で培ったノウハウをもとに、防鳥ネットや電気ショック、剣山(スパイク)など、施設の構造と被害状況に合わせた最適な工法をご提案します。
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